
ここでは左胸が痛い場合に考えられる病気、心臓神経症について詳しく説明しています。
心臓神経症とは動悸や息切れ、呼吸困難、めまい、胸痛などの心臓病に多く見られる症状があるにも関わらず、心臓を検査しても特別な異常が認められないものを総称した病気です。心臓自体には異常がなく身体的な問題では無く、精神的な要因も考えられることから「こころの病気」とも呼ばれています。また過去に心筋梗塞を発症した経験を持つ人や、身内に心臓病で亡くした方が居る人が、極度の不安を感じた時などに起こりやすいということも報告されています。
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●心臓神経症の特徴
心臓神経症の原因は未だ分かっていませんが、ストレスや不安を強く感じた時や体に疲労が溜まっている時などに起こりやすいということは分かっています。症状は胸の左側の心臓に近い部分にズキズキやチクチクと表現されるような痛みを感じることが多く、他にも動悸や不整脈、呼吸困難や頭痛に嘔吐などの狭心症と同じような症状があります。心臓神経症の治療は、不安やストレスから解放されることが重要です。症状が強い場合には、精神安定剤や抗不安薬を用いることもあります。
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